夢日記を3年間続けて発見した自分が本当に考えていることを知る方法

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そもそも夢とは何を意味するのか?

毎晩見る夢。その意味を考えたことはありませんか?

「夢って何の意味があるんだろう?」って。

夢を見ないという人もいるかもしれませんが、そんな人でも起きた時に覚えいないだけで実は毎日見ていると言う人もいます。

夢分析ではユングの研究が有名ですが、その弟子のアーノルド・ミンデルという研究者は、人はしっかり目が覚めていて起きているときでも夢を見ているという説を唱えています。
日常、私たちが意識している世界は、実は大きな無意識の世界の中の一角だということです。

いずれにしても、夢とは自分の無意識の中を垣間見ることであるようです。
つまり、自分が本当は何を考えているのか知るには夢を観察するのは有効な手段ということです。

なぜ夢日記を書くのか?

夢日記を書き続けることで、自分が本当は何を考えているのかわかるようになります。

  1. 本当にやりたいと思っていたこと
  2. 行きたい場所
  3. 会いたかった人

こんなことが分かってきます。

夢を観察して無意識を覗き続けていると、考え方のパターンや志向が見えてきます。

  1. 楽しい夢を見ることが多い
  2. 危ない夢
  3. 暴力的な夢が多い
  4. 性的な夢が多い

夢日記は読み直すとなかなか面白いです。
「私は楽しい夢を見ることが多いな」とか「人が死ぬ夢が多い」ということが見えてきます。
夢日記を読み直してみると、夢を見ていたときに沸き起こっていた感情も同時に思い出すことに気付くでしょう。

もっと続きが見たい夢を見ているときは、目が覚めることで残念な気持ちになるかもしれませんし、悲しい夢のときの感情は現実にどこかで感じたことのあるものかもしれません。
映画を観るのと同じノリで夢を見るのは楽しいものです。

夢日記を書く秘訣・ポイント

夢日記を書くにはいくつか秘訣があります。

  1. 目が覚めて半覚醒状態の夢うつつの状態でスマホのメモ帳で書く
  2. 書きながら再び寝てしまってもOK
  3. 文章として成り立っていなくても大丈夫

不思議なのですが、書きながら寝てしまって文章になっていなくても、後で読み直すとそのときの気持ちを思い出せるので続きを書くことができるようになります。

夢日記の危険性

夢日記を書いていくと夢を鮮明に思い出せるようになるので、度が過ぎると夢と現実の違いが分からなくなってくるようです。

私は経験したことはないのですが、この感覚は漠然とわかることがあります。
たとえば、既視感(デジャブ)とたびたび遭遇するようになったり、「あの街は実際に行ったんだっけ?夢で見たんだっけ?」というようなことが時々起こります。
過去の記憶と夢がごっちゃになってしまうのです。

まさに「夢現(ゆめうつつ)」とはこういうことなのかもしれません。

夢日記は書き続けることが大事

夢日記は最初のうちは断片的で短くしか書けません。すぐに忘れてしまうからです。
しかし、書き続けていくとだんだん覚えている内容が多くなり、長く書けるようになります。
スマホを持ったまま目を閉じてしまい、寝ながらでも書けるようになります。

さらに具体的に書けるようになってきて、一見荒唐無稽の内容でも実はストーリーがあり、その夢を見た根拠がわかることもあって、無意識の中を見る時に拡がりが出てきます。
同時に夢を見ているときに感情が動いていることに気付くようになります。

「本当にやりたいことがわからない」ということを言う人がいますが、そんな人は夢日記をつけてみることをお勧めします。
夢を通じて無意識の中に自分のしたいことのヒントをたくさん得ることができるでしょう。

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