3時間かかっていたブログ記事が30分で書けるようになった3つの秘訣

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「3時間かかっていたブログが1時間で書ける!継続する情報発信の実践+α 講座」に参加

平成も終わろうとしている2019年4月28日、ものくろキャンプの「3時間かかっていたブログが1時間で書ける!継続する情報発信の実践+α 講座」に参加した。
ものくろさんの講座は去年8月に親指シフトを受けて驚くほど快適に仕事ができるようになったことに感動したから。

文章を書く仕事をしているにもかかわらず、まるで書くのが遅くてつらい日々を送っていたので、ワラにもすがる思いで参加した。

普段はクライアントから依頼された記事を書いているが、もっと自分が書きたい内容を好きなように書きたいということでブログを起ち上げた。
数か月前にブログを起ち上げたにもかかわらず、3記事書いて止まっていた。
それは記事を書くのに3時間以上かかっていたから。更新が面倒になって放置していたのである。

また、ゆくゆくはブログを成長させて「自分メディア」として機能させることで面白い仲間が集まるコミュニティを構築したいという目論見もある。
そのために月100万PVを目指してみたいという淡い夢を胸に抱き、ものくろキャンプの門をくぐった。

なぜ3時間かかっていたのかを洗い出す

講座の最初に記事を執筆してブログにアップするまでの一連の作業を書きだした。
以外に工程が多い(14工程)ことに驚いた。

この中で気付いたのは、記事を書くよりも書いた後の直しにたっぷり時間をかけていたこと。
プレビューは最低10回はやっていた。
職業的に誤字脱字や校正は血眼になってやるので、そのノリでブログ記事も書いていた。

そもそもブログ記事はクライアントがいるわけでもないし、自分が書きたいから書いている。
ぶっちゃけ多少間違っていてもなんの問題もない。
でもちゃんと見直してちゃんとした記事でないとブログに上げてはいけないというのは「恐い」からに他ならない。

何が恐いかというと、自分の価値が下がることが恐いから。

でもこれって、単なる幻想で自意識過剰にすぎない。
読者は「美しい日本語」ではなく、「欲しい情報」を求めてブログにやってくるのだから。
多少文章が間違っていたって読者が脳内修正して読んでくれるから大丈夫。
自分自身いつもそうやっているしね。

以下に今回の講座で自分に響いた早く書く3つの秘訣を紹介する。

①とりあえず箇条書きで書きたいことを書く

また、何を書こうか考える際に、仮のテーマを立てて、書きたいことを箇条書きで6個程度書くということを教わった。
これは今までもできていた。
いきなり文章の最初から書き始めるのではなく、書く内容を箇条書きで出せるだけ出す。

しかし、違っていたのは、このときにPC上ではなく紙に書くということだ。
PCのテキストエディタで書いていけばイイじゃん!と一瞬思ったが、実際に紙に書いてみて納得した。
PCで箇条書きにして列挙するよりも、紙に手書きの方がより具体的になるのである。
これはとっても大きな気づきだった。
目の前の深い霧がパッと開けた感があった。

②3幕構成にする

初めてやったのが「3幕構成」である。

  1. なぜ書くのか?
  2. 実際にやってみて工夫したこと
  3. 体験した感想

この3つである。

3幕構成にするというのは、頭では分かっていたけれどやったことはなかった。

仕事で記事を書く場合、取材をして聞いてきた話から重要なところやインパクトのある部分を切り出して分かりやすく並べるようにしていた。
そのため各順番はその都度変わっていた。

しかし、3幕構成のような書く順番のテンプレートがあればそれだけ考えなくてもいいし、読者の脳にすんなり入る順なのでそこにあてはめてしまえばそれでOK。
先に箇条書きにした書きたい内容を、この3つに分類して整理することで自動的に読者が分かりやすい構成になるのである。

この3つに当てはまらない内容は書かない方が良いと整理できるのもナイスだ。

③校正は1回で十分

文章の完成度を高めることは美徳だと思っていた。
もちろんライターとして原稿執筆依頼を受けた場合は、完成度を高めなければならない。

しかし、ブログ記事を書くとなると手間と時間がかかりすぎると苦痛になるため、ブログを書くのがだんだん億劫になっていまいには辞めてしまうという指摘をいただいた。
それなら短時間で書きあげることを最優先にして、完成度は低くてもとりあえずの出来で良いのでアップしてしまうことが大事ということ。

記事執筆とブログへアップするハードルを限りなく下げることは、「文章の完成度を極限まで高めなければならない」という呪縛から私を解放してくれたのである。

実際にやってみたら30分で書けるようになった

講座のワークで実際に記事を書いてみたところ、今までなら余裕で3時間かけていたような記事が30分で書けるようになった。
これには自分でも驚いた。
本当に書く時間をドラマチックに短縮できることを知ってもっと早く教わっておけば良かったと反省。
自己流でがんばって壁にぶつかって動きが取れなくなったら、素直にできる人に助けを仰ぐことも大切だと知った。

勝因は記事の完成度を高めるのをやめたこと

記事を書く時間を圧倒的に短縮できたのは、箇条書きにした内容を3幕構成で整理することで、あまり悩まず章立てできるようになり書きやすくなったことだと思う。

さらに、何度もプレビューで修正しなくなることで手間が省けて時間も短くなった。
読者は知りたい情報を求めているのであって、記事の完成度の高さを求めているわけではない。

伝えたいことが伝わればそれでいい。

このノリでこれからたっぷりと記事を書いていくことにする。

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