夢日記の大先輩・明恵上人に見る 夢日記にハマる理由

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母が予知夢や知り得ないことを夢で見ていた

最初に夢に興味を持ったのは幼少期の頃までさかのぼる。

母は遠くに住む祖母・祖父(母にとっての両親)や息子(私)に近々起こることを夢で察知していた。
一方で私の見る夢は荒唐無稽で、母のように予知夢でも正夢でもないのが残念だった。

しかし、夢を見る精度を高めれば、自分でも予知夢や正夢が見られるのではないかという仮説を子どもの頃から持っていたのである。

もともと夢を見るのが好きだった

大人になり、30代後半ぐらいから鮮明で面白い夢を見るようになった。
あまりにも毎日夢を見るので、そのことをスピリチュアルな知人に話すと夢日記をつけることを勧められた。
同時に夢分析の話についても教えてもらった。

このとき、子供の頃の夢の精度を高めれば予知夢や正夢が見られるのではないかと想像していたことを思い出した。

夢の精度を高めることが何を意味するのかはいまだに良く分からないが、夢分析が糸口になるのではないかという感覚はあった。

夢日記をつけ始めたのは3年前

私の夢日記の書き方は、夢を見たと自覚したら枕元に置いてあるスマホのメモ帳アプリに半覚醒状態のまま書くようにしている。
このときに「今日の夢はあまり面白くないから書かなくていいや」と思うこともあるが、書いておくと後から読み直すときに面白いと思うことが結構あるので、眠さにめげず書くようにしている。

書きながらそのまま再び寝てしまうこともあるため、夢日記はまるで文章にはなっておらず、バラバラの単語しかないことも多々ある。
しかし、日中読み直してみると、スッと夢のストーリーを思い出すことができ、見ている時の気持ちを追体験できる。

自分の書いた夢日記を読み返していくと、何かのメッセージを受信しているのではないかと思うようになり、かつて知人に教えてもらった夢分析に興味を持ち始めた。

そんな経緯があって、夢分析で有名なユングの本をじっくり読んで研究しようと思っていた。

明恵上人という人を知る

ユング研究といえば、河合隼雄。
ということで、最近NHKテキスト『100分 de 名著 河合隼雄スペシャル』を購入して読み始めた。
その中に明恵(みょうえ)という人物が登場する。

明恵は禅を極め寺を建立した高名な僧侶である。

自分の右耳を切り落とすような少し不可解な行動を取るが、『夢記』(ゆめのき)という夢日記を40年に渡って書き続けた人として後世に名を残した。

夢日記を書くとハマる

なぜ明恵が40年も夢日記を続けたのか、今の自分には分かる気がする。

夢日記を書くことは、自分の知らない世界について自分を通してアウトプットすることである。
自分から出たものをたくさん並べれば、何か面白いことが見えてくるんじゃないかという気持ちが働く。
それが宇宙からのメッセージだとしたらと思うと、明恵も夢日記を書きながらワクワクが止まらなかったのではないだろうか?

そんなこともあって40年も夢日記を書いてしまったのではないかと想像する。

私もこのまま夢日記を死ぬまで書き続けそうな気がしてならない今日この頃である。

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